奇抜なアイデアと練られた演出で、今なお観る者を魅了し続ける傑作。
<バック・トゥ・ザ・フューチャーのあらすじ>
親友の科学者ドク(クリストファー・ロイド)の発明したタイムマシンで、1985年から1955年にタイムスリップしてしまった高校生のマーティ(マイケル・J・フォックス)。
彼はそこで自分の両親になるはずのロレーン(リー・トンプソン)とジョージ(クリスピン・グローヴァー)に出会う。
だが、内気なジョージは彼女に告白できないまま、乱暴者のビフ(トーマス・F・ウィルソン)にこき使われる毎日。
しかも、ロレーンがマーティに恋をしてしまい・・・。
<バック・トゥ・ザ・フューチャーの感想>
この映画は、タイムマシンと化したデロリアンで過去や未来へタイムトラベルしながら、トラブルに巻き込まれる青年と科学者のお話です。
設定上の年代に突入してしまっていますが、まだタイムマシンは出来ていません。
この映画を子どもの頃に見て、さらに今見返しても学ぶことが多い作品だと思います。
子どもの頃はタイムトラベルと冒険に胸を躍らせ、ワクワクさせられていました。
大人になると設定の濃さに過去を改変することの深刻さや未来を知って自分を戒めることに気づかされます。
人間の未来はどの年代からでも、成長すれば変わるのだと思わされます。
未来を不当な方法で変えてもいいことはひとつもなく、そこにある幸せも一時的なもので、本当の幸せは成長の先にものであるとこの作品から学びました。
シリーズ3部作全てを見ても沢山のことを学ぶことが出来るかと思います。
時代ごとをしっかり表した映画なので、作中の小物に至るまで懐かしいものが映りこんでいたりしますのでぜひ探してみてください。